モンテケでは、名品!と呼ぶのにふさわしい手工芸品をご紹介しています。インドやネパール、バングラディシュなど海外を放浪して見つけたアイテムや、宗教・文化・食・など、他国で感じたシンプルで素朴な新しいライフスタイルの提案を深く掘り下げて大特集するスペシャルコンテンツを少しずつ掲載。トライバルや伝統工芸、古き良きアイテムのアートで芸術的とも言える非日常的空間で、いつの間にかとりこになってしまう世界をご紹介。部屋の中に置かれたアート作品と共に眠り、いつもと違った夢を見るのも面白い。
コンテンツでは、モンテケの厳選した日々のエッセンスとなるモノ/コトを更新。世界は広い! 人生をもっと豊かにするエコ生活のススメ。
16世紀初め、インド北部に侵攻していたムガル軍は当時塩の運搬をしていたバンジャラ族に武器や食料をインド南部デカン高原まで運ばせていました。それから400年もの間の流浪生活の中で、移り住んだ土地に応じた職業(鍛冶屋、占い師、旅芸人など)を生業とし定住するようになりました。
バンジャラの女性達の手仕事によるミラーワーク、刺繍が施された豪華な衣装は、ジャングルに逃れていた時代に虎などの猛獣よけの為の工夫から生まれたという説、ミラーに反射する光で遠くにいる彼女たちの居場所が確認できるように衣装にミラーワークを施したのが始まりという説があります。
カレン族(パウダン族)、コトゥ族、ザイワ族、シェルパ族、ジンポー族、スイ族、 タイ族(タイ・ダム族、タイ・デーン族、タイ・ルー族)、タオイ族、タマン族、タルー 族、チワン族、トン族、パテン族、ハニ族、バンジャーラ族(バンジャラ族)、アカ族、アスマット族、カヤン・ダヤッ族、カレン族(パウダン族)、コチ族(クーチ 族)、コトゥ族、シェルパ族、ジンパゥ族、タイ族(タイ・ダム族、タイ・デーン族、 タイ・ルー族)、タオイ族、タマン族、パテン族、バンジャラ族、ナガ族、ヌン族
バガタ族/バイガ族/バンジャラ族(バンジャリ族)/バツディ族/ボーッタダ族( ドータダ族)/ブーイヤ族/ブーミア族/ ... アスル族/バイガ族/バンジャラ族/ バトゥディ族/ベディア族/ブーミジ族/ビンジア族/ビルホル族/ビルジア族/チェロ ...
インドは南アジアに位置し、インド亜大陸の大部分を占める連邦共和国である。パキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアと国境を接する。
10億人を超える国民は、多様な人種、民族、言語、宗教によって構成されている。ヒンドゥー教徒が最も多く、ヒンドゥー教にまつわる身分制度であるカースト制度の影響や差別は今でも残っており、クラス(階層)や貧富の差が非常に大きい。このように多様な人々が存在するためインド人をひとまとめにして理解するのは難しく、貧富の差については「インドは貧しい国ではなく、貧しい人が多く住む国である」などともいわれる。
1947年のイギリスの植民地から独立の際、それまでのインドは、インドとパキスタンに分裂した。その後、パキスタンの飛び地となっていた「東パキスタン」がバングラデシュとして独立している。刺繍(ししゅう)とは手芸の一分野で、布地に特定のパターンや図柄、文字などを縫いこむことや、その結果できあがる装飾的な作品を言う。使われる技法によって、刺し子や文化刺繍、キルティングなどとも呼ばれる。
大まかにわけて、人の手で行う手刺繍と、機械を使用する機械刺繍、剣山状の針を使って布に糸を埋め込むパンチニードルとがある。
刺繍には、さまざまな色に染められた六本取りロウ引きなしの専用の糸(刺繍糸)と針穴を大きく取った専用の針(刺繍針)が使われる。材料が糸であるという性質上、混色がおこなえないため、使用する色の数だけ糸を用意する必要がある。そのため、文化刺繍など数十色の色を使用する刺繍を行う場合は、専用の針山が使われる。
グジャラートは、「グルジャラ族の地」という意味である。地図上では、アラビア海に突き出たサウラシュートラ半島(カーティヤワール半島)とその付け根部分にあたり、半島状のインド亜大陸の北西の付け根でもある。真南から真西を海に囲まれたグジャラート州の北はラージャスターン州、東はマディヤ・プラデーシュ州、東南はマハーラーシュトラ州で、北西は国境をまたいでパキスタン領のシンド州である。
ロマ(Roma、単数形はRom)は、北インド起源の移動型民族。移動生活者、放浪者とみなされることが多いが、現代では定住生活をする者も多い。かつてジプシーとして知られた彼等だが、ジプシーはエジプト人という誤解から来ていること及び既に偏見、差別的に使用されているため(このため、NHK全国学校音楽コンクールで演奏された「ジプシー」という言葉を含んだ曲が、差別表現として放送中止になったことがある)、最近では彼等の自称としてロマ(その単数形のロム)が使用されるようになった。
ハンガリーにおけるロマジプシーという呼び名は、「エジプトからやって来た人」という意味の「エジプシャン」の頭音消失したものと言われる。彼らの主流は、インドから移動してきたと考えられているが、非インド起源であることをアイデンティティとするジプシーとして、コソボ紛争で有名になったアッシュカリィやエジプシャンなどがある。
アルバニア語を母語とする彼等はロマとアルバニア系等との混血の子孫とみられるが、特にエジプシャンはアレキサンダー大王に従って移民したエジプト系の末裔を自称しており、それぞれがロマとは別のグループであることを主張する傾向がある。
冷戦下、社会的閉塞感を覚えたアーティスト達が伝統的な社会・制度などに反発して新しい若者文化と薬物が結びついて発生した一大ムーブメントである。初期は薬物による高揚と愛と平和を訴え、各地にコミューンと呼ばれるヒッピー共同体が発生する。彼らは伝統的な社会や制度を否定し、個人の魂の解放を訴えた。伝統的キリスト教的価値観を否定し、東洋の思想・宗教が広く紹介され、その系統を引くカルト宗教が多数創設され、社会問題化した。ヒッピーの中には文明を拒否し、自然に回帰する者も現れ(モットーが「Back to nature」―自然に帰れ)、現在の自然保護活動家の中にはこの系統を引く者も少なくない。しかし、ベトナム戦争の終結と薬物に対する取り締まりにより、徐々に衰えていく。
いったん衰えたように思われたが、1980年代後半(大きくは1990年代初期)に入って、1960年代回帰の風潮とともに、再びヒッピー的な傾向を持った新しい世代の若者が現れるに至って、ネオ・ヒッピーやトラヴェラーなどの呼称も生まれた。
対義語として、都市に住み専門職に就く若いエリートを指してヤッピー(Yuppie)なる言葉も用いられる。
Lifestyles Of Health And Sustainability 健康で持続可能な社会を志向するライフスタイルの意》環境や健康への意識が高い人々によるライフスタイルやその市場をさす。地球環境のために節約するだけではなく、環境と共存しながら健康的で無理のない生活を追求する。例えば、環境への意識の高い企業の商品を購入したり、ガソリンエンジン車ではなくハイブリッド車を購入したりなど、社会的責任を意識した消費を心懸けるなどの生活スタイル。ローハス。
ヒンドゥー教の展開のなかで、カースト制度が強く指摘される。カーストは基本的な分類が4つあるが、その中には非常に細かい定義があり非常に多くのカーストがある。カーストは身分や職業を規定する。カーストは親から受け継がれるだけで、生まれた後にカーストを変えることはできない。ただし、現在の人生の結果によって次の生など未来の生で高いカーストに上がることができる。現在のカーストは過去の生の結果であるから、受け入れて人生のテーマを生きるべきだとされる。
なお、外国人であっても日本や裕福なアジアの国や、ヨーロッパ、アメリカからの訪問者はその国の力が強いため、高いカーストと同様の扱いを受ける。
基本的な4つのカーストとカースト外の身分には、以下のものがある。
ブラフミン(サンスクリットでブラーフマナ、音写して婆羅門・バラモン)
神聖な職についたり、儀式を行うことができる。ブラフマンと同様の力を持つと言われる。「司祭」とも翻訳される。
クシャトリア(クシャトリヤ)
王や貴族など武力や政治力を持つ。「王族」、「武士」とも翻訳される。
ビアイシャ(ヴァイシャ)
商業や製造業などにつくことができる。「平民」とも翻訳される。
スードラ(シュードラ)
一般的に人々の嫌がる職業にのみつくことが出来る。スードラはブラフミンの影にすら触れることはできない。「奴隷」とも翻訳されることがある。先住民族であるが、支配されることになった人々である。
アチュート(パーリヤ)
さらに、カースト外の人々もおり「不可触民」とも翻訳される。力がなくヒンドゥー教の庇護のもとに生きざるを得ない人々である。にも関わらず1億人もの人々がアチュートとしてインド国内に暮らしている。
なお、カーストによる差別は1950年に憲法で禁止されている
ノクシカタはベンガル地方の伝統的な刺しゅうです。もともとは着古されたサリー(女性用の一枚布でできた衣装)やルンギ(男性の筒状の布の衣装)を3〜4層に重ね合わせ、密な刺し子を施して冬用の布団やベッドカバーなどに再利用するために生まれた実用的な技術です。
グジャラート州には多種多様な民族が居住し、それぞれ独自の価値観・宗教観を今も守って暮らしています。民族ごと、村ごとに伝統工芸を発達させ、古くはエジプトやインドネシアのバリへ、18世紀には英国東インド会社へと輸出されていました。今でもグジャラートの染色技術の高さは世界から注目されています。グジャラートは東へ西へ、数多くの村や市場を訪ね、その独自の文化にふれる民族紀行です。
バングラデシュの国土の大部分はインド亜大陸のベンガル湾沿いに形成されたデルタ地帯である。沼沢地とジャングルの多い低地であり、ジャングルはベンガルトラの生息地として知られる。
ヒマラヤ山脈に水源を持つガンジス川(ベンガル語でパドマ川)・ブラマプトラ川(同ジャムナ川)・メグナ川およびその支流がデルタ地帯をつくっている。デルタ地帯はきわめて人口密度が高い。バングラデシュの土壌は肥沃で水に恵まれることから水田耕作に適しているが、洪水と旱魃の双方に対して脆弱であり、しばしば川が氾濫し多くの被害を及ぼす。国内の丘陵地は南東部のチッタゴン丘陵地帯(最高地点:ケオクラドン山、1230m)と北東部のシレット管区に限られる。
北回帰線に近いバングラデシュの気候は熱帯性で、10月から3月にかけての冬季は温暖である。夏季は3月から6月にかけて高温多湿な時期が続き、6月から10月にかけてモンスーンが襲来する。ほぼ毎年のようにこの国を襲う洪水、サイクロン、竜巻、海嘯といった自然現象は、一時的な被害にとどまらず、森林破壊、土壌劣化、浸食等を引き起こし、さらなる被害を国土に対して及ぼしている。
国内最大の都市は首都であるダッカである。通常ダッカと呼ばれているが、ベンガル語を正式に読むと小さい「ッ」は入らず「ダカ」である。他の主要都市はチッタゴン、クルナ、ラジシャヒである。チッタゴンの南に位置するコックスバザールは世界最長の天然のビーチとして知られる。
モンテケでは、バングラデシュのノクシカタや、MONTEKEならではのバンジャラ刺繍の他、ジプシーものやオーガニックコットンまで幅広く扱います。
ヨーガ (योग Yoga) とは古代インド発祥の修行法。アーサナ(asana,姿勢)や、プラーナーヤーマ(呼吸法)のみを重視する健康ヨーガ的なものや、瞑想による精神統一を重視するものなど様々である。狭義には、六派哲学のヨーガ学派から始まった、解脱、すなわち個体魂の神への結合を実現するための実践体系を指す。
なお、ヨーガは現代人の生活に入り込んでおり、洞窟潜水などにヨーガを取り入れているダイバーもいる。最近ではヨーガを取り入れるスポーツクラブもあるが本格的なヨーガとは似て非なるものも多い。
確な起源は定かではないが、紀元前2500年-1800年のインダス文明に、その遠い起源をもつ可能性が指摘されている。同文明の都市遺跡のモヘンジョ・ダロからは、坐法を組み瞑想する神像や、様々なポーズをとる陶器製の小さな像などが見つかっている。
ヨーガという語が見出される最も古い書物は、紀元前800年-紀元前500年の「古ウパニシャッド初期」に成立した『タイッティリーヤ・ウパニシャッド』である。また、紀元前350年-紀元前300年頃に成立したとされる『カタ・ウパニシャッド』にはヨーガの最古の説明がある。
感官の確かな制御がヨーガである (『カタ・ウパニシャッド』6-11)
2世紀-4世紀ごろ、サーンキヤ学派の形而上学を理論的な基礎として、その実践方法がパタンジャリによって『ヨーガ・スートラ』としてまとめられ、解脱への実践方法として体系づけられた。内容としては主に観想法によるヨーガ、静的なヨーガであり、それゆえ「ラージャ・ヨーガ」(=王・ヨーガ)と呼ばれている。その方法がアシュタンガ・ヨーガ(八階梯のヨーガ)と言われる八つの段階のヨーガである。ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラチャハーラ(一心集中)、ダラナ(凝念)、ディヤーナ(静慮)、サマーディ(三昧)である。また同書を根本教典として「ヨーガ学派」が成立した。同派は、ダルシャナ(インド哲学)のうちシャド・ダルシャナ(六派哲学)の1つに位置づけられている。
12世紀-13世紀には、タントラ的な身体観を基礎として、動的なヨーガが出現した。これはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれている。現在世界中に普及しているヨーガはこのハタ・ヨーガの方法である。内容としては難しい坐法(アーサナ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)を重視し、"超能力"や三昧を追求する傾向もある。
ヨーガはバラモン教、仏教、ジャイナ教の修行法でもあった。また、ハタ・ヨーガの経典の中にハタ・ヨーガ・プラディピカー、ゲーランダ・サンヒター、シヴァ・サンヒターもある。