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■ マハラジャが愛した都 ジョードプル

    
    ↑伝統的なラジャスタンの衣装に身を包んだ男性




 


 
ジョードプル

○アクセス

鉄道:
オールドデリー発20時発の寝台車で翌朝着

飛行機:
デリー発、
所要時間1時間程

バス:
ジャイプールから無数、
所要時間6時間程




■メヘランガール城塞(2007年現在)

ジョードプル駅から
リクシャで所要5分

時間:
8時30分〜17時30分
休館日 無し




城内にレストラン有り








インドには、ブルーがよく似合う。
それも、青空のようなブルーは格別だ。

すがすがしいこの色一色の町があると聞いてやってきた。
ブルーシティという別名を持つラジャスタン州の町、
ジョードプルである。


1459年に、メーワール王国の
城塞都市として、建設された
タール砂漠の東側に位置する
ラジャスタン州第2の都市である。


デリーから、飛行機で1時間ほどであるが、
バスや列車は無数にあるので、
隣接されたラジャスタンの町を訪れるには、
陸路がおすすめである。






オールドシティーの中央には、
切立った崖の上に聳え立つ、
メヘランガール城塞が見え、
約10KMに及ぶ城壁に囲まれた町並みは、
青い建物が立ち並び、
ブルーシティーと呼ばれているのに
ふさわしい景観である。



蚊除け対策として家を青く塗ったと言われているが、
もともとブラフマン(司祭カースト)の家のみが
このブルーを塗ることが許されていた。



その後、ジャイプールのピンクの壁に影響を受けて、
町全体がジョードプルの町の壁も青一色にしようと
言う運動が起こったと言われている。





この町を訪れたのなら、
城下町をゆっくり歩いて
回る事をおすすめしたい。

町の中心にある時計台をランドマークに、
蚤の市のような雰囲気のバザールが立ち並ぶ。

日用品だけでなく、
USEDのサリーなどの衣類、
機械パーツ、おもちゃなどの雑貨類も含めて、
誰が買うのかわからない、
片方だけの靴や、ジャンク品まで、
なんでも取り揃う。

食堂では、名物のラッシーや、
サモサなどのスナックや、
甘いおかしなど、気軽に食べれるので、
軽食をつまみながら、
町並みを見物するのも、
おもしろい。






メヘランガール城塞までの道のりも、
なだらかな坂道が人々の暮らす家屋の
通りに続いている。

途中で出会う子供たちの
好奇心に応対しながら、
ふと後ろをふりむけば、
ジョードプルが築き上げた、
壮大な歴史をかい間みることだできるはずだ。




メヘランガール城塞では、
イヤホンで聞くガイドサービスがあり、
世界各国の言葉で案内が
受けられるから画期的である。
もちろん日本語も用意されている。


ガイド無しでは、なかなか理解しずらい、
様々な歴史背景を教えてくれる。


途中で出会う音楽家達の演奏を聞きながら、
隈なく散策できる城内も
意外と見ごたえがある。


マハラジャが愛用した様々な工芸品や、
城内の装飾には、
当時の王族の暮らしぶりが伺えるし、
壁ひとつにしても、
見下ろす景色にしても、
全く別世界であろう。


城下のバザールを歩いて回った者にとって、
城内の暮らしはまるで天上の世界のように
感じるからおもしろい。



お城を満喫したあと、
活気のあるバザールでチャイを飲んで
ふと幸せである事を感じるのだ。




   





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